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バイク保険は何が必要?自賠責だけでは足りない補償と選び方

2025年12月15日バイク保険は何が必要?自賠責だけでは足りない補償と選び方

バイクでの爽快な走りや、風を切る自由な感覚は、多くの人々を魅了してやみません。
しかしその一方で、予期せぬ事故のリスクは常に隣り合わせであり、万が一に備えることは、安全で充実したバイクライフのために欠かせません。
特に、加入が義務付けられている自賠責保険だけでは、高額な賠償責任や、自分自身のケガに対して十分な補償が得られないことが少なくありません。
ここでは、バイク保険の必要性を改めて確認し、自賠責保険だけではカバーできないリスクと、自分に合った保険の選び方について解説します。

 

バイク保険の必要性と自賠責だけでは足りないリスク

 

自賠責保険では補えない高額な対人・対物賠償リスク

 

自賠責保険は、交通事故の被害者を守るための「最低限の補償」を目的としており、対人賠償はケガで最大3,000万円、死亡で最大4,000万円までという上限があります。
しかし、実際の事故では、この金額を超える賠償が必要になるケースも多くあります。
被害者が複数いたり、重い後遺障害や死亡事故となった場合、賠償金が数千万円から億単位になることもあります。
さらに、自賠責保険では対物賠償は一切補償されません。
こうした高額な賠償リスクに備えるためには、自賠責保険に加えて任意保険の加入がほぼ必須といえます。

 

自分のケガや死亡に備える必要性

 

自賠責保険は「相手を守るための仕組み」であり、運転者本人のケガや死亡に対する補償はごく限られています。
相手に過失がある場合は賠償を受けられますが、その内容は相手側の保険や支払い能力に左右されます。
バイクは車体に守られる部分が少なく、転倒や衝突の際に重傷を負うリスクが高い乗り物です。
高次脳機能障害や脊髄損傷などの重い後遺症が残れば、治療やリハビリ、休業による収入減、将来の生活費や介護費用など、必要な費用は非常に大きくなります。
自分自身と家族の生活を守るためにも、自分のケガや死亡に備える保険への加入は、とても重要な備えとなります。

 

 

バイク保険で自分に必要な補償の選び方

 

対人・対物賠償の保険金額設定

 

相手への補償の中心となるのが、対人賠償保険と対物賠償保険です。
自賠責の上限3,000万円は「最低限」であり、重大事故には足りないことが多いため、任意保険では対人賠償を「無制限」に設定するのが一般的です。
また、自賠責では補償されない対物賠償についても、高額な損害が生じる可能性を考慮し、こちらも「無制限」で備えておくと安心です。
保険料は多少上がりますが、万が一のときのリスクを考えれば、その価値は非常に大きいといえます。

 

人身傷害・搭乗者傷害の選び方

 

自分の身を守る補償では、「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」が代表的です。
人身傷害保険は、事故によるケガや死亡について、過失の有無にかかわらず、治療費や休業損害などの実際の損害額を補償してくれるものです。
搭乗者傷害保険は、運転者や同乗者が事故で死傷したとき、あらかじめ決められた金額が支払われるタイプの補償です。
ケガの程度に応じて定額で支払われるため、治療の初期費用や、急な出費に備える手段として役立ちます。
人身傷害保険と組み合わせることで、より安心できる補償内容になります。

 

保険料を抑えるための判断基準

 

保険料を抑えたい場合は、いくつかの工夫ができます。
まず、「年齢条件」の設定です。
実際にバイクを運転する人の年齢に合わせて条件を付けることで、保険料を安くできます。
ただし、設定した年齢より若い人が運転して事故を起こした場合、補償されないおそれがあるため注意が必要です。
次に、「車両保険」を付けるかどうかの検討です。
車両保険は、盗難や事故などでバイクに損害が出たときに補償してくれますが、その分保険料は高くなります。
バイクの価格や年式、駐車環境、盗難リスクなどを踏まえ、本当に必要かどうかを判断しましょう。

 

 

まとめ

 

バイク保険は、自賠責保険だけでは補いきれない高額な賠償リスクや、自分自身のケガ・死亡への備えとして、大きな役割を果たします。
特に、対人・対物賠償は「無制限」でしっかり備え、自分の身を守る人身傷害保険や搭乗者傷害保険も検討することが重要です。
そのうえで、年齢条件や車両保険、特約の内容を見直し、自分のライフスタイルや経済状況に合ったバランスを考えることが大切です。
自分に本当に必要な補償を見極めてバイク保険を選ぶことで、安心してバイクライフを楽しむことができるでしょう。

わたしたちはお客様の保険についてのお悩みに、専任の担当が寄り添います。
お一人お一人とじっくり向き合い、お話を伺った上で最適なご提案を行っております。
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